華々の愛の結晶の日々

飼い猫の憂鬱と幸福

姉の家のDV問題 今日、考えてたこと

昨夜遅く、姉からのline。

 

旦那さんが、甥に激しい暴力を振るって

姉が止めに入り、姉も怪我をして

姪が警察を呼んだ。

 

甥は今、関東から病気して帰ってきていて

実家住まい。

多嘉良のところでバイトしながら、

次の仕事のために免許を取ろうとしていたんだけど、

車学(合宿)もコロナで延期。

 

甥がフリーターであることに対して、

酔っ払って色々言ってるうちに、

なぜか殴ったり蹴ったり首を絞めたり…

になったらしい。

 

姉が言うには、コロナのストレスや

旦那さん自身の仕事への不安も

あったんだろうって。

 

とはいえ、甥は165cm48kgで

細い女子レベルの体型。

対して旦那さんは、レスリング経験者。

 

吹っ飛ぶやろ、それは。

 

姉も細いので、大男を止められるわけがない。

 

被害側も調書を取られるので、

それぞれ警察署から帰宅したのは夜中だった

そうな。

 

家庭内で暴力沙汰があった際は、

同じ家に帰してはならないセオリーがあるらしく、

 

甥は旦那さんの実家(祖父母宅)へ。

 

最初から、祖父母宅に住めば良かったのに…

そちらは、部屋が余っていて

甥にも、住んで良いよ

という話だったのに、

 

甥は心身を壊して帰って来たからか、

やっぱり母親(姉)のそばに、しばらく

いたかったみたいで。

 

家族の問題って、

いきなり浮き上がって来るんじゃなくて

長い時が経って、表面化する。

 

姉は、甥が小さい時から厳しく接していた。

冷たく感じるくらいに。

姉も、子育ては手探りだったのだろうし

甥とは、性格が合わないと言っていた。

 

甥は、少し難しいかな?神経が細やかなので。

私とは、昔から相性が合うけど。

もう大きいので、それほど

積極的には話さないけれどさ。

 

姉の育てかたは、けっこう独特。

甥は、自信を持てないでいる。

 

旦那さんは、甘やかされて育っていて

姉がいないと、何も出来ない。

前から、時々暴力はあった。

最近は、少なくなってたけど。

 

姉は暴力にも淡々としてて、

怪我しても

修羅場に慣れてるからか、

わりと普通なのよ。いつも。

 

土地は、旦那さんのおじいちゃんが買ってくれて

まだ家のローンは払ってるけど(姉が)

家にも土地にも執着はない、

と言ってる。

 

姉、旦那さんの親は、好きでもないけど

恩義があるから、介護はする

と言ってる。

 

多嘉良が、出来るだけのことをする

と言っていて、

姉と姪が住めるように

マンションの部屋、貸すと言ってて。

(無料で。今は離れたほうが良いから)

 

借りを作るのが嫌だから、肩身が狭いから

借りるなら賃料を出す、と姉。

 

姉は会社員だけど、一般的なお給料の中から

自分は住まない家のローンを払い、

マンションの賃貸料を払い、

生活費を払い、

さらに姪の大学進学費用なんて。

貯蓄はあるだろうけど。

 

姉…

怪我させられても、

旦那さんは別れたら精神的に潰れるから

別れる選択をせず。

旦那さんのご両親、だけじゃなく

祖父母(ご健在)にも

きちんと接している。

 

多嘉良が、「姉さんは自尊心が低い」

と言っていた。

私にも、「お前もそうだ」つった。

 

私らの育ちで、自尊心が確立されっかよ

と思うのだけど。

 

旦那さんは、手を骨折していて

甥は、着けていたネックレスを引きちぎられて首が傷だらけだそうな。

 

姉は、なぜか切り傷だらけだと言っていた。

止めに入って、切り傷?

 

姪は泣いてるそう。

受験勉強どころじゃないよね。

 

私も、何か出来ることを探そうと思う。

 

 

-*-

 

全然違う話題なんだけど、聞いてくれる?

って、友達との小話みたいだけどさ。

 

何で、何でさ、

この世でめちゃくちゃ高いバッグ、

エルメスバーキンだか

ケリーだか、欲しいと思うんだろう。

 

多嘉良が、昔の彼女に

ねだられた話、

なっちゃんからも、「お得意様にならないと買えない」って話を聞いて

(買えないというか、パーソナルオーダー

というやつは上客以外は受付がない)

 

ますますわからなくなり。

 

なんか、そういう

ステイタス感やら

レア感が良いのかな

と考えてはみたけれど、

 

そりゃあ、しっかりした造り

なのは、わかるけど

だから何なんだろう

と思う。

 

わっかんねえー。

 

多嘉良は、エルメスについては

上客とかじゃなく、

香水やネクタイ、ベルトやビジネスバッグは

買うけど、そんな毎月毎週、足を運ぶ

みたいな感じではない。

必要だから、たまに

プラッと行って、買うというだけらしい。

 

担当の店員さんとの付き合いで、

要らない物を買うなんて

愚かの極

と言ってる。

 

要らない物を数年買って、

バカみたいな額を注ぎ込んで

ようやく買えるバッグ。

 

そんなの、

私なら、ストレスだ。

 

それは、もう病気だと思う。

 

お金があるから、遣う

って変。

 

私、この前

1500円で11人の子が1か月給食を

食べられます、という寄付と

7000円で、綺麗な水を提供できます

という寄付、毎月のカード引き落としで

申し込んだのね。

(多嘉良に相談せず)

 

何でさ、

その

ささやかなこと、出来ないの?

買い物依存の人は…

 

依存症は、依存性だから

何にでも依存してしまうのだけど

だったら、良いことに依存すれば良い。

 

寄付は、社会の役に立ってる

という、わかりやすい

功名心が得られる。

功名心も、良い言葉じゃないけど。

 

成果のために、努力は出来る。

 

寄付も自己満足であって、

人間だから優越感にも繋がるんだってのは

多嘉良も私もよくわかってる。

 

寄付をしたら、

寄付をさせてくださり、ありがとうございます

と神様に言う。

自分が、その日の食事に恵まれていなければ

出来ない。

神様の意思に従わせて頂けるのは、有り難いこと。

 

私は、多嘉良と結婚して

色々買って貰っても、

だから、これが何なんだろう

という疑問を、いつも持っていたい。

 

物だけに囲まれることは、虚しいのだと

忘れない。

どんなに、この世で高価なものでも。

それは虚飾なのだと、忘れない。

 

多嘉良のことを、好きなのは

虚飾だって知ってるところかな。

それでも、長く使えるように手入れしたり

リペアしたり、大事にするところかな?