華々の愛の結晶の日々

飼い猫の憂鬱と幸福

すったもんだ

昨夜、多嘉良の帰宅まで

耐えた。

 

その間、みーさんから数分おきにline

 

『話せないなら死ぬ』的な。

ほぼ脅し。

 

脅しなら、まだ良いのだけど

みーさんも真剣に死ぬかどうかの

迷いの淵にいるので

私も真剣。

 

言葉を送れば既読になるけど

(lineの画面は向こうも開いてるまんま)

電話すると取らないし。

取っても

ううん、か

うん、か

タマ(私への呼びかけのみ発声、タカラ、とは

言えないし言わない)

 

の3語だけになるけど、声聞いたら

どうにかなることもあるじゃん……

 

帰って来た多嘉良は一旦、

仕事の重たい鞄を置き

空のお弁当箱をシンクに出して、

顔と体の拭き拭きシート(夏用)して、

スーツから私服に着替えて、

夕食のハヤシライスをちょっと食べてから

(お腹空いてたらしい)

 

みーさん宅へ。

 

多嘉良も大変だよな。

死ぬ死ぬって人を宥めるのだから。

 

多嘉良は、前からちょっと

みーさんにシンクロしていて、

過去に感じていた孤独感や何かと

今のみーさんの孤独感の波長が合ってしまい、

 

みーさん寄りの考えになってるんじゃ…

と私は思ってた。

 

が。

 

多嘉良って、共感力とは別で

(共感しないわけじゃないけど)

冷たい対応が平気で出来るらしい。

 

そうじゃないと経営は出来ない、

今回のコロナでも、一部の社員さんを

リストラしなきゃならない

状況になっていたりするので。

 

みーさんに、とても冷たい時もある。

 

だから、多嘉良がみーさんを邪魔に思ってたら

自殺させることも出来るってこと。

 

ヤキモキして待ってたので

私はフラフラ。

このくらいでも、フラフラ。

家にいるだけだけど。

 

多嘉良、わりとすぐに帰って来た。

 

私がみーさん宅に行かなかったからか、

後はニコニコしてた。

 

多嘉良は仕事のスケジュールぎちぎちで、

めずらしく娘を送るギリギリまで今朝、

寝ていた。

睡眠摂らなきゃね。