華々の愛の結晶の日々

飼い猫の憂鬱と幸福

月夜でも虹が、出る

夜中、外を歩いたことが原因で

と言っても、少しだけしか歩いてないのだけども、

陥入爪から巻き爪に進化しつつある左の足の爪が、いきなり化膿した。

 

今朝、突然痛くなり

皮膚に爪がまた、変な感じに食いこみ、

赤く染まっている。

さっき膿が出た。何もしてないのに。

 

うーん。痛し。

多嘉良に言ったら、

彼はおかしなフェチなので、

喜び勇んで見に来た。

 

近所に、爪を治してくれる鍼灸師みたいな人?

が、診療所をしているのだけど

個人でやっているカイロプラテック系などは

実力差が大きかったり、

セクハラが堂々とあったり、

なので行く気にならない。

 

色々あるけどね。ふつうに、マンションの

一室だったりするから

男性の施術者だと、ものすごい嫌だな。

 

病気したからなのか、なんなのか

体のマッサージを多嘉良にして貰っても、

ギャーギャー騒ぐようになってしまい、

見知らぬ人に触られるなんて、もってのほか。

前より神経過敏になったかも。

手術にも、PTSDあるから。

 

今日(もう昨日か!)夕方に、

多嘉良のお父さんが来てくれたので

色々お話した。

 

あ、もちろん

息子さんが変態です、とは言ってない。

 

虹の話をした。

 

物理的に、虹は必ず二重なのだって。

副虹というらしい。

色が、主虹より薄く

主虹と色の順が逆。

 

と、教えてくれた。

月光でも、虹が見えるとか。

白虹があるとか。

 

物知りでロマンチストなお父さん。

 

二重の虹を見ると、何かからの卒業と

霊的な意味があったりするけどね。

あら、多嘉良の支配からの卒業かしら。

 

多嘉良とは

いつも通り、特に変わらず仲良くすごしている。

普段は、わりと友達ノリだったりもする。

 

多嘉良を兄のように感じたり、弟のように感じたり

犬のように感じたり

先輩のように感じたり

後輩のように感じたり

 

なのに、昔の彼氏というより

しっかり現恋人のようにも思うし、

ちゃんと夫だ、とも思うし

不思議。

 

長く一緒にいても、とっても好きだなあ、

と急に思う時がある。

が、憎らしく思う時もある。

 

別居してやるー、と

何かにつけて私は言うのだけど、

多嘉良が一瞬、すごく傷ついたような目をするから

もう言わないようにしよう。なるべく。