華々の愛の結晶の日々

飼い猫の憂鬱と幸福

かるい事故

姉の家にお年始に行くため

バイパスを走っていたら、

後ろから急に追突されてしまった💦

 

多嘉良と楽しくお話していて、

娘はフガフガ後部座席で眠っていて、

その瞬間、

 

多「…」

私「…」

娘「…フガッ?」

 

一瞬、雪の塊に乗り上げたかと思った。

車の屋根の上に残っていたと思しき、雪が

ズサササッ、と落ちてきた。

 

うおっ、前が見えない。

この状況で運転するのか、ターチン!?

 

と思ったら、端に寄せて停まった。

すぐ、多嘉良は車から出て

後ろの車に

「警察を呼んで貰えますか?」

と聞いていた。

 

私「あれ、こっちが呼ぶんじゃなくて?」

多「何でこちらが呼ばなきゃならないんだ」

よくわからんが、そんなもんなのか。

 

保険や車検の書類が入っているファイル、

必要になると思って、出して渡した。

 

何とも、ない。

衝撃、弱かった。

 

娘が起きて、ちょっと

ものものしい空気に

「怖ーい」と言っているので

「ぶつけられたのよ、何もないから大丈夫」

と言っておく。

 

パトカー、すぐ来た。

バイパスだと危ないらしく、

近くのコンビニの駐車場で事故処理

ということに。

 

そのコンビニが混んでいて、入れず、

多嘉良が勝手にその先の

ショッピングセンターの駐車場に向かった。

 

そしたら、パトカーがマイクを通じて

『○○○(車名)の お父さん、

●●●(ショッピングセンター名)の駐車場に

停まってください』つってる。

 

あらやだ、スピード違反したみたいじゃん?

恥ずかしいわ〜

ってか、お父さん???

 

って何さ。誰さ。

ターチンのことかー。

お父さんなんて、呼ばれる歳になったのね。

 

多「何て失敬な奴だ。お兄さんと呼べ」

私「まあああ、なんて図々しい。ギリ20代なら、可能性あったかも。ってか、20代でも呼ばれたかもよ。お父さーん!」

 

しかし、お父さんって…

50才以上の人への

呼びかけじゃない?

おじいさんに対しても、使わないか?

地域性?

 

私「警察官、何才くらいだった?」

多「俺より年上」

私「ププー‼︎それ絶対、あっちが勘違いしてるわよ。あんたを年上だと思ってるのよ。

よっ、先輩!」

 

ショッピングセンターで、娘とトイレに入り

喉が渇いているという多嘉良に、ポカリを買った。

ドラッグストアがあったので。

ついでに、キッチンハイターやら

入浴剤やら、リップやら栄養ドリンクを購入。

 

ぶつけて来たかた、というのが

初老の女性で。

滑って、ブレーキ踏んでしまい更に滑った模様。

あちらが軽自動車だったので、こっちは何ともない。車にキズもない。誰も、怪我もない。

違和感や痛みもない。

 

恐縮なさっていた。

何度も、寒いのに雪の中、謝ってくださる。

たまたま持っていたらしい、ケーキをくださった。

 

私も、慌てて車から降りて

入浴剤(クナイプの、何か腰痛に効くやつ。

多嘉良用だったが)&

栄養ドリンク(多嘉良用)を差し出して、

 

「お体は何ともなかったですか?

これでお風呂でゆっくりなさってください‼︎」

などなど言い募り、距離が近かったもんで

ついつい、おばさまの手までギュッ。

 

多嘉良に

「お前は何者だ、女神か何かか。

物を渡すな、こっちが悪いから物を寄越したんだと難癖をつけられる場合もあるんだぞ。

あの人は全面的に非を認めていたが、後から翻して来る人間もいる」

と怒られた。

 

そ、そんな、悪いこと考える人、いるのか?

 

と思っていたら、いた。身近に。

みーさん。

 

お正月の間、わりと大人しくしていた

みーさん。

能生さんとのご飯に、

一緒に来たがっていたけど、

多嘉良が連れて行かなかった。

 

娘に、お年玉を渡したいというから

帰りに、みーさんちに寄ったの。

(家族で寄った)

 

娘が、みーさんに事故のことを

色々教えたもんで、

その時は「ふうん」って感じで聞いていた

みーさん。

後から、LINEが来た。多嘉良と私に。

 

「俺だったら首や背中が痛いと言って

お金取る」みたいな内容。

「120万くらい取れそう」。⇦謎の額。

 

病院に通う暇はない、とターチン。

それもズレた答えだけど。

 

ってか、そんなことしたら詐欺じゃんね。

みーさん、冗談だと思うんだけどさ。

そんなこと思いつく人でもないし…

一体どうしたのかしら…

 

雪深い夜。

蕎麦屋さんで、

熱々の鍋焼きうどんを食べて、帰宅。

☆話が前後したけど、お蕎麦屋さんの後に

みーさん宅ね。

 

神様のおかげで、大きな悪いことなく、

無事に帰って来られた。

寒い日に、美味しい温かいものを食べられて、

温かいお風呂に入って、もふもふ毛布に

くるまって、よく眠れる幸せ。

ありがたい。ありがたい。

 

娘、たくさんのお年玉を

すみっコぐらしのお菓子の缶に入れ、

満足げ。

「宝箱」つってる。

ポチ袋も、一緒に大事に取っておくところが、

かわいらしい。

 

みーさん、また1万円札入れてるし。

茶封筒だし!うーん。みーさんらしい。

ふつう、小3には2千円くらいだで?

 

私だって、姪っ子(高3)に

5千円しかあげてないよ。

えっ、少ない?

 

バイト出来る年齢の人に、そもそもあげなくない?

私、高校生からは貰えなかったけど…。

だいたい、親戚も少ないし。

 

姪っ子に、多嘉良が別途で2万円あげてるの。

「高校の時、これくらい親戚に貰っていたが…」

だって。そりゃ、恵まれすぎだぜ。

 

-***-

 

23時から、30分お電話OKです。

 

多嘉良の出張中は、「夜に電話する」と

言われているので、邪魔される可能性大。

募集できるかどうかも、怪しいので…

一応、今日のみと思いながら。

 

メールにて、お申し込みください。

 

楽しい休暇だった。

明日からは、また、眠りの日々。

 

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今日、本屋さんに

寄って貰って、買った本。

読みやすい文。


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多嘉良が着なくなったジャケットを、甥っ子にあげた。

 

彼の髪型は、ツッコまないでくれ。


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雪深し夜。