華々の愛の結晶の日々

飼い猫の憂鬱と幸福

お店を開くことに向けて

室内クリーニングを、業者さんに頼らず

自分で掃除することにした。

手をかけたいから。

 

多嘉良は、大反対。

いくらでもない(見積もり、およそ45000円)

のに、とか体力がないくせに、と。

 

私「たー君、手伝ってくれるよね?

おハナちゃんはおムネが痛くなっちゃうからさ〜」※なるべくかわいい声

 

多「…」

 

私「おっ、何だ、たー君ってのが新鮮だったのかい?たぁくぅん♡」⇦我ながら、きもい

 

多「…」

 

クリーニングを頼もうとしていたのは、

姉の会社と提携している地元企業。

お金を遣うことは、多嘉良の言うとおり

地域活性化になるかもしれないけど…。

 

舘の時も、なるべく自らの手で、と

思っていた。

特に今回は、自分のものになる物件で

優しい空気を集めた、

手づくりのお店にしたいのだから。

 

掃除するところから、妖精様の気に入るように

していきたい。細かい部分まで。

掃除も魔術。

掃除は、結界を張ることだ。

 

昨日、夕食を作っていたら

ボーっとしていて(お店のことを考えていて)包丁で指を切ってしまい、

それがまた、グッサリ逝ってしまいまして。

☝︎死んでないけど。

 

血がドバッと出て、それが貧血に繋がったのか

意気消沈にもなってしまい、

ご飯作り中断で、しばらく横になっていた。

 

娘をピアノに送って帰って来た多嘉良、

「自分で傷つけたわけじゃないな?」と

言うから、何でやねん!と思う。

疑い深く、ちゃんと治療したか確かめて

ずーっと手を握っていた多嘉良。

最近、ラブラブ。

 

その流れで、「マッサージしたるよ」と

本気で肩や腰のマッサージをしてあげたら、

気持ち良すぎたらしく、

 

反応が「う」⇨「ううう」⇨「うううっ」

とレベルアップ。

ちなみにターチンは、よほどリラックス

しなければ無言。

 

翡翠君にマッサージしてあげた時は、

お前女の子か!?くらいの

妖しい反応だったので、もう男子には

絶対やらない予定。

ターチンは夫だから、良し。

 

骨抜きターチンに、改めて

お店の掃除を一緒にしようと言った。

 

高い所など、多嘉良もやってくれることに。

うひひ、大成功。

 

時間やお金や、手間などの

無駄を嫌う多嘉良。

今回、不動産登記を

多嘉良がしてくれることになった。

所有者を連名にしてさ。

 

今住んでるマンションは、最初

連名にする予定だったけど

面倒だから、多嘉良のみにした気がする。

その時は多嘉良の仕事が忙しく、

司法書士さんに頼んだ。

 

登記が自分で出来るってのは知ってたけど、

面倒らしい…。

多嘉良は今、家で仕事を主にやっていて、

時間があるので

手間と秤にかけて、司法書士さんへの報酬分

より、自分でやったほうが無駄がない

って考え。

 

これからマイホームを買われる方々は、

銀行に融資を頼むと、指定の司法書士事務所

があるから、自分でやるっていうと

難色を示されるかもしれない…

一括購入なら、誰にも何も言われない。

 

どうも、今回、司法書士事務所の見積もりが

相場より高く感じたらしい。

多嘉良が物件の評価額や広さを鑑みて、

「…」という顔。

しかも、その事務所は値引きに応じない。

私も、その事務所は

ちょっと、お金ふっかけてないかい?と

感じた。

 

まあ、良い機会なので

多嘉良がやることを見ていよう。

 

こういう、専門じゃないとわからないのかも?

みたいなことを

全く自分の頭で考えずに、流してお金だけ

払っていたら、キリないもんね。

 

不動産関連なんて、リフォームもそうだけど、

適当にしていたら、どんどんお金を

失ってしまうよね。怖い怖い。

 

お店についても、お店とは言うものの

魂の交歓の場だから、お金を得る場所とは

違う。

 

でも、多嘉良に手伝って貰うことで

お金がたくさん絡む場所になる。

何せ、多嘉良は「金周り」の抜群に良い星の

もとに生まれていて、やること為すことに

お金が生まれていく、という人。

 

神様の御像や、ドールにいて貰うお店だから

訪れる方々を、彼らが決めてしまう。

妖精様のお力を借りて作るから、なおさら。

 

名刺を、色んな人に渡してみたのだけど

魂の世界に興味がない人は、絶対来ない。

意思としても来ないし、その人の魂に

予定が組み込まれない。

 

逆に、来る人は絶対来なきゃならない。

不思議なことだけど、魂の決め事は絶対だ。

それを宿命とか、定めと呼ぶけど

別にロマンチックなわけでもない。

そこで待っているのは、化け猫だし。

 

魔女学、術学を学べる場所は

日本にほとんどないから

(ちゃんとした場所がない)

小さな学校のようにもしたい。

 

多嘉良のカテキズムや、

英会話教室、フランス語教室もいいな。

家庭教師で、先生の家に行くパターンも

あるから、多嘉良に勉強をマンツーで

教わる、生徒さんを招いたり。

 

2018年だけど、翡翠の塾で多嘉良に

集中的に教わった女の子がいて、

あまり書くと身バレしてしまうから

アレだけど、ある大学の医学部に行ったわ。

もちろん高校でもNo.1の子だったそう。

 

指示すれば全て解いてくるので、多嘉良は

彼女を相当気に入っていた。

もちろん保護者からも感謝されて、嬉しかった

っぽいターチン。

 

でも、指導者に向いてないと言っている

多嘉良。教えかたが難しいんだと思う。

賢い子は、わかるんだと思うけど。

 

8月から(会社の仕事が全部終わったら)

友達とジョギングするみたい。

楽しそうなターチン。

なぜか一緒に行きたがっている、ミーさん。

ミーさんは、なんだかんだで多嘉良が

大・大好きな感じだ。

好きな気持ちが、何だかちょっとズレてるけど。

 

そうそう、魔術について。

クリスチャンなので、本来は魔術は

ノータッチなはず。そこに矛盾があると

思う人も、いると思うの。

 

そもそも、なんでキリスト者が魔術を嫌うか

と言うと、神様から発されたものではない

から、という解釈によるもの。

 

それこそ、魔術が何たるかをわかっていなくて、人が行う術ではあるのだけど

介在しているのは、神様の力なの。

 

術者がクソで、変なやりかたしか出来なかったり、黒術を行ったり、人間の世界の利益

(お金とか有名になりたいとか)しか

考えていなければ、ロクな術にしかならない。

それは事実。

 

手で、私が何かをコチョコチョと

こしらえるとする。(ウィッチクラフト

*魔女術、魔術全体を指す用語↗️

 

そこに入るのは、神様の吐息だったりする。

神様の世界では、強い力ではないけれど

人間の身には、大いなるもの。

 

一律、神様といってるけど

神秘な存在のものね。

善なる力を指している。

 

聖霊

神聖な魂。

人を助けたいと思う力。

自己犠牲感や、あらゆる生きるものへの愛。

 

魔術は、神様の力だ。

自己の為ではなく、人の為のもの。

ベースになるものは愛。

 

私がお店を始める時に

名刺と共に、こういう話をしたとする。

たいていの人の理解度は、

「生活に困らないから出来る」

「金持ちの嫁になったから遊んでいられる」

というもの。

聴こえるものは、聴こえる。

 

体調をギリギリのところで保って、

なんとかやっていること。

でも楽しいからやること。

神様に与えて頂けたから、すること。

 

なのだけど、わからない人に無理に言ったって、それは宗教臭いだけよね…。

 

 

おまけで、

多嘉良の愛は、自己犠牲そのもの。

だということに、昔から気づいていた。

献身愛を捧ぐ人だから、好きになった。

本当は、多嘉良はとっても優しい人なんだけど

お店で明らかになると良いな。