華々の愛の結晶の日々

飼い猫の憂鬱と幸福

咒 (まじない)

 

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今日は雨です。

一日眠ります。

 

暗いので、キャンドルを灯した。

電気よりは、白熱灯のランプ。

ランプよりも、キャンドル…

あたたかい光。

 

濃いめにミルクティーを作った。

今朝は、スープが朝ごはんだった。

 

夕方には、本屋さんに連れて行って貰う予定。

 

朝、料理してて軽いヤケドをし、意気消沈中。

多嘉良が家にいると、なかなか大変なことも

あるけど、何でもすぐ対応してくれて、

いいなあ。

 

「今世の課題は、化け猫の世話」

と言う多嘉良。

今までたくさん勉強して、

大変な仕事してきて、最終的に選んだのが

化け猫の世話。

 

もっと自由に生きたら良いのに…

 

だいぶ前だけど、7月末に会社辞める決断を

してから(する前だったか)

多嘉良は難しい生物の問題集を

解いていた。

一冊解いて、溜め息ついてた。

「退屈だ」って言う。

 

何だか、おかしな空気。

多嘉良が鬱っぽい時。

ほっとくと、暗くなる傾向。

 

 

中を見ると

何の呪文?

生物に計算問題なんて、あったっけ?

 

学校や時代によると思うけど、

私は普通科の高1時点で、化学と生物が

必修だった。化学は2点(100点中です)取った

けど、生物はわりかし成績良かったのに、

全っ然わからん。

こりゃ生物II?

 

通ってた高校は、1、2年生の間に

高校の内容を終わらせて、3年からは

受験指導のみだったので

とにかく授業の進行が早く、私は5月で

ついていけなくなった。(文系科目以外)

5月からバイトしてたから、ってのもあるが

 

よくよく見たら、

多嘉良が解いていたのは、大学院への生物学の

問題集だった。

なんじゃこれ。こんなん趣味で解けるんか。

逆に脳みそ溶けてんじゃないのか。

 

ジトっとした目で、こっちを見るターチン。

えっ、何このオヤジ。

これが私の夫かー…

脳細胞の数、どんくらい違うんだ。

同じ人間か?

 

こんな時に多嘉良に冷たくすると、

真面目に病むので、病むというか

サイコパスに拍車がかかって

人を攻撃するので

(専務とか。目障りと感じた人を)

ヨシヨシヨシヨシ、良い子だよ!ターチン。

と、ムツゴロウさんが大型犬を褒める盛大な

優しさで、多嘉良を撫でまわしておく。

 

多嘉良は、退屈だと言いながらも

勉強は好きなようなので、

8月からは何かを勉強するのかもしれない。

難しい経済書を何冊か買うと言っていた。

でも、知識は生かさないと詰まらないとも

言っている。

 

法律の勉強すれば?と、何となく言ったら

「法学は詰まらないの最たるもの、苦痛」

と言う…。

 

めんどうくさくなったので、

「あなたは私の言うとおりにしていれば良いの。そうしたら幸せなんだから」と

言っておいた。

※化け猫の世話は退屈ではないそうな。

 

わかってるんだか、いないんだか。

多嘉良は

大抵のことは、言うことを聞いてくれる。

が、嫌なことは絶対しない。

 

たとえば

よっちゃんイカ(駄菓子)食べてみなよー。おいしいよ」と勧めても

「嫌だ」と言って絶対食べない。

 

食べないと決めたものは、一生食べない。

そして食べたいと思ったら、どんな手段を使っても食べる。

人気のケーキ屋さんのクリスマスのプレミアムケーキ、

予約のためだけに会社休むとかさ。

 

今はお昼。

ずっと寝ていて、ヒマ。

 

お店作る前の暮らしは、とにかく寝ているだけ

だった。

今、思うといくら病気療養って大義名分が

あるにしても、異常だった。

 

体の具合は、相変わらずなんだろうけど

心はとっても元気。