福島 阿武隈洞へ〜鍾乳洞の旅
14年前から、多嘉良が私を連れて行きたいと
思っていたらしい、〝あぶくま洞〟に
行って来た。
隣の県、福島へ。
会津からだと80kmくらい?
遠かった。
最初、行き道のみ裏道で行く
という話だったけど、
午前中は教会だったし、
帰りの時間を考慮して高速で。
めっちゃ山の中。
くねくね道を行き、やっと着いた。
福島は、雨。
恋人の聖地があった。
14年前ってことは、ここにまず来たかったのかも。
想いをこめて、鐘を鳴らす。
銅像が…
錠前が、いくつかあった。
ここにも、女の子の像。
2人で幸せに、鐘を鳴らす。
来世でも恋人であるように、
夫婦であるように。
鍾乳洞に入るから、ブーツを持参した。
車で履き替えた。
いざ、鍾乳洞へ!
ところが、この注意書き。
げげ。
心臓疾患があると、入れないじゃん。
温度差と、鍾乳洞内のアップダウンのためか。
多嘉良は知ってて、連れて来たはず。
知ってたんでしょ?と確認したら、
「守るから大丈夫」⇦キラーン🌟
だそう。
鍾乳洞内は、夏も冬も15°に保たれている。
やや寒い。
福島は今日、29°だった。
14°差。
わくわく。
ドラクエみたい!
ライトアップされている。綺麗。
自然の造形。
美しく、神秘的。
神様の横顔。
山の中には、木霊がいるけど
ここにもいた。
岩霊のような、石霊のような。
眼鏡が終始曇っている多嘉良。
裸眼は0.1くらいなので、ほとんど見えてないのに、感覚で歩いている。
迷い込んだら大変だね。
あちこちに、神様。
こんな世界の夢を見たことがある。
ここに来れて、幸せ。
ただただ、圧巻。
探検コースはお休みだった。
道すがら、入水(いりみず)鍾乳洞があったんだけど
そちらはハードコースで、
冷水に浸かったり全身濡れねずみになるそうで。
倒れる可能性が高過ぎる(というか倒れる)
ので、私は一生入れない。
門が閉まっていた、探検コース。
こちらも恋人の聖地。
ハートのライトが見える。
鐘を鳴らしていたら、後ろから来たご家族が
ケンカしていて、
私にも「うるさい」と呟いていた。
福島訛りで。「うっつぁし」と。
福島は、母の出身地で
山の中に養子に出されてた時期がある。
だから言葉はわかる。
母の故郷では、「うっちゃし」とか
「うっちゃしごっど」と言う。
いやいや、みんなが鐘を鳴らす所なんだが…
ちとばか鳴らしただけだで、おめさん。
(新潟弁・少し鳴らしただけよ、あんた!)
「すみませんでした」と、はっきり目を見て
しっかりその旦那さんに告げたら、目を逸らされた。
何も返せないなら、そもそも言うなよ〜。
新潟の女は、このようにキッパリしてるのだよ。
ま、気にせずに次。
天井が凄い。
別の惑星に来たみたい。
鍾乳洞に、喰われそう。
何もかも、生きているのね。
自然美の、観音様。
下に化け猫。
階段は、急勾配。
ターチン。背が高いため、頭打ちそう。
私のバッグを持ってくれている。
手を引っ張ってくれる。
自然なワインセラー。
感動的。
ワインがいっぱい。
外に出た。
神社があったけれど、石段が長くて
昇れず。
多嘉良がオンブしようとしてくれたけど、
運転もあるし、すでに夕方だったので
帰ることに。
新潟市からだと片道180kmくらいで、
糸魚川より少し遠いかな?
でも、早く帰って来られた。
鍾乳洞で熟成したワイン、買いました。
瓶入りの佃煮セットは、多嘉良実家に
お土産。
姉やなっちゃん、8月にtashu店にいらっしゃるご依頼人様方には、道の駅でクッキーなどを
購入。
カテドラル水晶、アメジストなど
売っていて、買って来た。
鍾乳洞は、今は発掘してなくて
現品限りだったので、購入。
もしかしたら、安く少量ずつ
Storeに出してお分けするかも。
または、何かのオマケにするかも。
パワーストーンとしての鍾乳洞は、
長寿、永久に成長・繁栄し続ける事業など
良い効力があり。
鍾乳洞自体が、パワースポット。
帰りの車で、動悸があったけど
薬を飲んで、乗り切った。