華々の愛の結晶の日々

飼い猫の憂鬱と幸福

小さな世界の模様

シュリンプの一人が、だいぶ前なんだけど

お亡くなりになった。

 

急な、共喰いだった。

 

その狭い世界で何があったかと言うと、

食べられたのはマイケル。

でも女の子だったので、没後だけど

パトリシアに改名しよう。

 

脱皮後の雌の身体は、柔らかいそうで

フェロモンも出て、雄が寄ってくるそう。

パートナーになれるのは、1匹のみ。

 

あぶれた雄が、ちょいちょい雌をつついている

内に、食欲が勝ってしまい、食べてしまうのだ

そう。

ちょっと食べられてしまったら、もう彼女は

雄達に「餌」と認識されてしまい、

後は食べられてしまう。

 

なんて恐ろしい…

でも、愛の末の惨劇なようにも思える。

 

私が見た時には、もう彼女のカケラしかなくて。

 

夜中に、多嘉良の許可を得て

スポイトで吸い取った、赤い小さなカケラを

マンションのエントランスのところの、

花壇に持っていった。

白い小さい紙に包み、茂みの茎の近くに

潜らせて、お祈りをした。

 

あの狭い瓶から、

水の中での命をなくして初めて、

やっと広い外界に出られたのね。

 

家に戻り、玄関のマリア様とイエス様を見ていたら、泣いてしまった。

ちっちゃいちっちゃい、赤い、糸のような

シュリンプのカケラだった。

 

その後、他の人々(シュリンプたち)は

ケンカもせず、静かに暮らしている。

たまに脱皮してるけど、殻はみんなで

食べていて、無駄がない。

 

ご飯が苔だけでは足りないのかと、

ヌマエビの餌を細かく砕いて、1粒だけ

入れた。

1回目は、粒が大きくて食べられなかった

らしく、

数匹でチョイチョイ触っていただけ。

 

スポイトで回収した。

 

2回目(1週間後くらい。あまりあげては

いけないそう)は、

細かい1粒だったので

誰かが食べていた。

最も大きいタカラ物産(株)⇦一応、名前

またはミー君辺りが食べている。

 

というか、パトリシア(旧マイケル)を

食べたのもタカラかミー君なんだよね。

こいつら、マジでロクなことしやがらねえ💢

あっ、ついお言葉が。

 

3回目、細かくした餌なのに

味に慣れて飽きたのか、食べない。

ただし、足で持って運んで泳いだりはする。

おもちゃ代わり⁇

 

水が汚れてしまうから、翌朝にはスポイトで

回収。

うーむ、小さいエビ、飼育が難しい。