入院
夜中から具合がどんどん悪くなり、
ベッドから動けなくなった。
精神的にも、かなり不安定になり
多嘉良を困らせることに。
昔嫌だったことを次々思い出し、ずっと泣いていた。
月曜でちょうど診察だったから、すぐ入院決定。
貧血だけだから
すぐ、明日には退院できると思ったんだけど
「明日は、いて貰わないとだなあ」
と午後、先生に言われた。
…ショック。
先生の意地悪。くっそー。
絵を描いて、気をまぎらわせる。
『ずっとずっと、あなたの天使』
それにしても、多嘉良は
私が入院だと
何かを執筆し始めるので、要注意。
今日、前から書こうと思ってたという
〝絶刻完全版〟を書こうと思う、
と言い出した。
や、や、やややヤメテクレ。
それが日の目を見るかどうかは、知らんよ。
呪っておくから。