春の曇りの土曜日の夕方
コロナに、かからない呪文があるよ。
『梅の香の この木ばかりは 匂い来て
黒木の花は うつらざりけり』
風邪や伝染病予防の呪文。
不安な時に、唱えてね。
お子様に向けて唱えたり、
旦那様が出かける前に唱えたり、
自分だったら、玄関で唱えておいたり。
今日は、曇りの日。時々小雨?
春の曇りの日☁️好き。
特に、夕方の匂いが。
しかも、土曜日の…。
夕方ではなく、午後の時間だけど、窓を開けて
くんくんした。
何だか切ない匂い。
どっかの記憶に繋がる匂い。
寂しい思い出が多いのだけど、なぜか好きな匂い。
映画を観てる。観始め。
こんな日に観たい映画。
ゆっくり観て、休み休み。
『さざなみ』という映画。
結婚45周年の夫婦が、静かな危機を感じる話。
それも、ご主人の亡くなった元恋人が
引き金に…
という話。
表情で叙情を感じる映画。
次は、題名がマイマザーだっけな?
過保護なお母さんに、息子が反発を覚えて
どうにかなってく話を観る予定。
内容、重たそう。
こういう、ちょっと部屋が暗めな日に
キャンドルを灯したり、ランプの灯りの中で
塗り絵したり、日記や手帳を書いたり、
本を読むのが大好き。
早く冬にならないかな。
真夏にも、エアコンついた部屋で
カーディガン着て、ブランケットにくるまって
編みものをしてるけどさ。
***
娘、おしゃれ心がすごくあり、
毎日お洋服を悩み、
鏡の前でスタイルを気にし、
髪も自分でブローする。
多嘉良は、わりと娘に言われるがまま
服を買ってあげるようで、
本当は肩出しのトップスや
ショートパンツなど、「好ましくない」服も
買ってくる。流行ってるらしい。
多嘉良のお母さんは、ミニスカートでも
買ってあげてるので
(しかも子供服ブランドで高くても)
娘は服をいっぱい持ってる。
が!
女子にありがちな悩みで、
服はたくさんあるのに、着る服がない
(と、感じる)現象に陥ってる。
贅沢よ。
私が小学生だった時は、マジで2着くらいしか
なくて
自分で洗濯して、取っ替えてたぜ。
どっかから貰ってきたらしい古着(謎)
を着ていた時もあるけど。
流行りとは、かけ離れてた。
たぶん、当時から更に10年前くらいの服だったのだろうね。
保育園〜小1の時は、まだ色々着せて貰ってたけど。
だんだん、母が再婚したら
スカートやワンピースが着れなくなった。
(義理父に触られるから)⇦恐怖でしかない。
中学入って、制服も嫌だったけど
多嘉良に出逢ってからだね。おしゃれ心が
芽生えたのは。
多嘉良のお母さんも、服買ったり作ったり
してくれたし…。
姉がいて、良かった。
姉の服を借りることが出来るようになり、
お化粧品が揃ってたので、借りたり。
でも決定的な差が、あった。他の女子とは。
他の子は、子供の頃から大事にされてるから、
どっかで自分は可愛い。と思える部分が
あったはず。
よほど、否定的な親の元で育っていなければね。
男子と話しちゃいけないみたいな、変な
言いつけがある家だと、それも苦しいけど
最近は、あんまりないよね…。
だから、何かしらコンプレックスがある場合は
異性に改善して貰うのが、最短。
だけど、コンプレックスって恋愛の中でも
ミシミシと現れるから、コンプレックスなのであって。
自分が、バカ正直だったり単純だったり
相手が暗示を上手にかけてくれたら、
コンプレックスは、なくなる。
多嘉良の趣味は、だいぶ変わっていたので
純粋培養の人でもあったので、
最初から
化け猫最高‼︎という感じだったから、
私は安心して、化け猫道を歩めたのだった。