雨の夜の桜
思いがけず、見に行けた。
(多嘉良が寄ってくれた)
骨董店というか、アンティークショップで
スペインの御像と、時計を。
時計は、お店の調度品として。
高価だったけれど、どちらも多嘉良が買ってくれた。
お店のこと、反対ではないのかな…?
お店の話をすると、ずーっと仏頂面してるので、わからない。
珍しい御像で、マリア様の御手が片方、
そしてイエス様の御手が両方ない。
イエス様は、病の人に手を翳したりなさるので
象徴的に、必ずあるはずなのだけど
私はこの御像を見て、
【不遇であろうとも
不具であろうとも
光を見、幸が降る】
という言葉が伝わって来た。
御像の、強い目。美しい目。光の目。
私は病気を抱えた状態で、
欠けたものだらけの人生のスタートだった
ように思うけれど、今、こんなに満ちている。
お店に訪れた方々が、1回来ただけでも
何だか、何もかも大丈夫になるように
光と愛に満ちた場所にする。
御像も、カトリックのものだけでなく
古今東西の神様、たくさん置こう。
(一部お譲り可として)
だから、骨董関係の人に連絡取りたいんだよな
〜。